こんにちわ。キタエタイです。

今回はボクシングの計量(の闇)についてです。山中慎介VSルイス・ネリのWBC世界バンタム級タイトルマッチが3月1日に予定されていましたが、本日の前日計量でルイス・ネリ選手が2.3キロの体重超過…

山中慎介選手との試合中止がささやかれたり、ルイス・ネリ選手を永久追放すべきだとの声、山中慎介選手があまりにもかわいそうだとする声が吹き荒れています。

【ボクシング】山中慎介戦でルイス・ネリが体重超過…

WBCボクシング世界戦山中慎介VSルイス・ネリの前日計量でルイス・ネリ選手が2.3キロの体重超過です。

まずは報道を確認しましょう。

ダブル世界戦の前日計量が28日、東京都内で行われ、王者復帰を目指す挑戦者で同級1位の山中慎介(35)=帝拳=はリミットから200グラムアンダーの53・3キロで、1回でパスしたが、王者ルイス・ネリ(23)=メキシコ=は同から2・3キロオーバーの55・8キロで体重超過となった。

出典元:山中慎介が悔し涙 対戦相手の王者ネリが2・3キロ体重超過で再計量へ

ルイス・ネリ選手は去年8月15日に山中慎介選手を下し、WBCバンタム級王座を獲得していますが、同月23日にジルパテロール(筋肉増強剤)が検出されましたが、WBCによる長い裁定の後、不問となりました。

不問となった理由は当該物質は牛肉を食べると反応が出る事もあり、他競技の選手でも牛肉を食べて陽性となっている例がある事。日本での3回のドーピング検査でルイス・ネリ選手が陰性だった事です。

まあ、グレーではありますが、ネリ選手のドーピング問題まではかろうじてOKとしましょう。(OKじゃないですけど。)

 

しかし、今回の体重超過は何だよ!一応、計量後に2時間の猶予が与えられてるけど2.3キロを2時間で落とすのは、人体の構造上ほぼ無理。

というか計量の時点までで、2.3キロオーバーは確信犯でしょう。今まで落とさなかった奴が2時間内に落としてくるはずがない…

こうなると、計量とは別問題とは言え、ネリ選手のドーピング問題もクロだったのでは?と勘ぐってしまいます。

【故意】ルイス・ネリの体重超過【わざとか?】

ルイス・ネリ選手の体重超過は故意である。わざとだという声がネット上では吹き荒れています。

そもそも今日まで何ヶ月も時間があったのに、そして世界チャンピオンにもなるようなアスリートが体重を合わせてこられない。更に超過した体重が2.3キロというのは考えられません。

ジムや家の体重計がちょっとずれてて数百グラムオーバーとかなら、時々ある話ですがそれでもプロとしての資質を問われる訳です。

それが「世界チャンピオンが」「2.3キロオーバー」しかも「世界戦」で。

中澤純中澤純

普通にプロとして2.3キロオーバーは失格です。

田村カツオ田村カツオ

アマチュアでも2.3キロオーバーはあり得ない!

これはルイス・ネリ選手の体重超過は故意であると言われてもおかしくありません。何故ならば、このまま試合が中止になれば「ルイス・ネリ選手は山中慎介選手に負けた事にはなりません」ので。まあ王座は剥奪されるでしょうが…

また、もし試合が中止にならなくても2.3キロオーバーした体重で山中慎介選手と試合した場合、グローブやポイントハンディがあったとしても有利だと考える選手もいます。

ハンディなど関係なく、KOしてしまえばそれで良いのですから。だから、あえてキツい減量をせずに確信犯的に体重超過し「ベストな体重」で試合に臨むというアホもいるのです。

ルイス・ネリ選手、、、故意だと言われてもおかしくないでしょう。しかも、昨日使用グローブを変えろとか何とか騒いでたくせに…!

山中慎介VSルイス・ネリは中止か?

山中慎介選手とルイス・ネリ選手の試合が中止かどうかはわかりません。

TV放送されるようなボクシングの世界タイトルマッチはもう選手だけの問題ではないのです。TV局、スポンサー、お客さん等を巻き込んだ大きな話なのです。ボクシングは興業ですから…

運営としてはなるべく公平な条件に近づけて試合をさせるのが正しい姿勢なのかも知れません。楽しみにしていたお客さんに対してはそれが誠意ある対応と言えるでしょう。

ネリと山中慎介の試合は中止か?

しかし!

山中慎介選手の気持ちがそれですむでしょうか?ドーピングをしていたかも知れない男に負けたとされ、クリーンな状態で再戦出来ると思ったらグローブ変えろのなんだのの騒ぎ。その上計量では体重超過2.3キロ。

こんなめちゃめちゃな状態で試合をしても、山中慎介選手の気持ちが晴れる事はありません。山中慎介選手が勝てば「ハンディのおかげ」と言われ、負けたとしても「体重差があったから」と言われる。

そうじゃないんです。ハンディや体重ではなく、公平な条件で全力でやるのがアスリートの望みでしょう。

それなのに、何故…

 

個人的には山中慎介選手とルイス・ネリ選手の試合はやって欲しいと思います。ですが、体重差がありすぎる。「体重差がない前提」で調整してきた山中慎介選手にこれは酷すぎる。

個人的にはネリ選手の血を2リットルくらい抜いてやれば体重が揃うと思うのですが、どうでしょう?(血は戻さないのが公平です。)

山中慎介のコメントは?

今回の件について山中慎介選手のコメントはまだ出ていません。

ルール上2時間の猶予があるので、それが終わらなければコメントは発表できないでしょう。

ですが、出来ますか?2時間で2.3キロの減量を。

いや、やれよ。WBCが試合させるって言ったんだから、WBCが責任もって気絶させても良いからサウナに閉じ込めてろ!って思うのは筆者だけでしょうか?

終わりに。

ルイス・ネリ選手の体重超過について色々書いてきました。

山中慎介選手の気持ちを考えると一観客に過ぎない筆者まで何だか涙が出てきます。ボクシングはクリーンなスポーツではないのか?ドーピングや体重超過も許されるのか?ルールがあるんだろ?

山中慎介選手は既に35歳。時間がある方ではありません。

何とか…して欲しい。

でも、試合中止でネリ選手を永久追放した方が、後の人達の為にはなりそうな気がしますけどね…

追記

山中慎介選手、ルイス・ネリに2回TKO負けでしたね…

ボクシングは体重が細かく別れています。何故ならば1キロ体重が違うだけでもパンチ力もパワーも全然違うからです。裏を返せばそれだけ繊細なテクニックや戦略で選手達は戦っているのです。

ルイス・ネリは自分のベストな体重が減量失敗したこの体重だと知っていて、あえてその超過した体重で試合に臨んだのではないでしょうか?と思ってしまいます。

負けたから潔く何も言うな。というのは暴論です。それは公平な条件で試合が行われた時のみ通用する理論です。王座剥奪だけで済むと思うなよ?と言いたいのは筆者だけでしょうか?